早漏は改善や治療できる?悪化させる原因からリスクまで解説
2023.06.29
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男性器形成
この記事を読んでいるあなたは
- 早漏について知りたい
- 早漏の改善方法が知りたい
- 早漏のリスクが知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事ではそんなあなたに、「早漏は改善や治療できる?早漏であることのリスクや悪化させる原因まで解説」について解説します。
自身でできる早漏改善
早漏改善の施術を受ける前に自身で改善したい、予防をしたいという方におすすめの改善方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
ケーゲル体操
ケーゲル体操の主なやり方としては、以下の手順を繰り返していきます。
①肛門を引き上げるようにゆっくり力を入れる
②5~15秒間そのままの状態を保つ
③ゆっくり力を抜く
④このサイクルを4回〜5回ほど繰り返します。
⑤呼吸は力を入れる時にゆっくり吸い、力を抜くときにゆっくり吐いてください。
ケーゲル体操を始めとして、骨盤底筋トレーニングは男性にも有効です。
加齢による勃起力低下を防ぎ、尿漏れや尿切れの悪さの改善にもつながります。加えて、ぽっこりお腹の改善につながるので、お腹のお肉で陰茎が短く見えるといったことも改善可能です。この体操は立ったままでもできるので、通勤や通学時にぜひチャレンジしてみましょう。
早漏改善トレーニング
早漏改善トレーニングとして、以下のような2種類の方法を紹介いたします。1人でもできるので、加減に気をつけて試してみてください。また、包皮でマスターベーションしないように気をつけましょう。
セマンズ法
セマンズ法は、
①陰茎を刺激する
②射精しそうになったら手を止める
③刺激が落ち着くまで待つ
④再び、陰茎を刺激する
①〜④を3回程度を目安に繰り返して、最後に射精する方法です。この方法では、射精しそうな感覚を掴むことが重要になります。
スクイーズ法
スクイーズ法は、
①陰茎を刺激する
②射精しそうになったら手を止める
③陰茎を圧迫する
※亀頭と陰茎の間(小帯)を抑える
④圧迫後、30秒ほど待つ
⑤再び、陰茎を刺激する
①〜⑤を何度か繰り返して、最後に射精します。陰茎を圧迫するのは、性液が体外へ出るのを防ぐ役割があります。
パートナーに伝える
パートナーに伝えることも重要な早漏改善の方法です。性交渉の際に不安が大きいと、それだけでプレッシャーになるでしょう。ですが、パートナーに伝えることで不安が軽減したり、理解してもらうことで負担が軽くなります。
また、先述した早漏改善トレーニングは1人でもできますが、パートナーとスキンシップを取りながら行うことで、心因性早漏に効果も期待できるでしょう。性交渉はコミュニケーションの1つです。普段から密に性交渉以外でもコミュニケーションを重ねていけば、よりよい性生活へつながるはずです。
早漏の改善する治療
ヴェアリークリニックでできる早漏治療をご紹介します。
包茎治療
包茎由来の過敏性早漏の方へおすすめする方法です。余っている包皮を切除するので、確実に包茎が改善できます。また、手術なので、もとに戻ることを心配することもありません。
包茎治療についてはこちら。
ルートカット法
陰茎の根本をカットして、縫合する方法です。手術後の傷跡が陰毛によって隠れるので、より気にならなくなります。適応になる方が多いわけではありませんが、適応がある場合にはこちらの術式をおすすめしております。
亀頭直下縫合法
陰茎の先端部分にある包皮をカットして、亀頭の下に縫い目を持ってくる方法です。ルートカット法と違い、どの包茎にも適応があります。包茎治療において一番多く取られている手術方法ですが、医師によって仕上がりの差が出やすい施術です。
当院では、下半身の構造に熟知した院長が説明や施術をいたしますので、安心して施術をお受けいただけます。カウンセリングでもご不明な点等、ぜひご相談ください。
投薬治療
EDから早漏になった方におすすめの方法です。当院では、バイアグラの処方をしており、正しい服用方法の指導も行っています。
ED治療薬自体には早漏を改善する効能はありませんが、「勃起の持続が難しい、勃起ができなくて射精ができない」という心理的要因を和らげることも可能です。
ED治療についてはこちら。
早漏を悪化させるマスターベーション
早漏になってしまう可能性が高い、悪化させるマスターベーションをここでは紹介します。間違った方法に気づき、少しづつでも改善していきましょう。
包皮を使用する
包皮を使用してマスターベーションを続けると、亀頭は刺激に慣れにくい状態のまま射精できる癖がつきます。少しの刺激でも反応するようになり、そのままでは膣内などのより大きな刺激に耐えられません。結果、コントロールができずに射精までの時間が短くなり、早漏になってしまいます。
また、包皮を上下に動かして射精するという方法ゆえに、包皮が伸びて包茎になるリスクもあります。リスクの高いマスターベーションなので、気をつけるようにしましょう。
手の圧迫が弱すぎる
こちらも包皮同様、刺激の少ない状態で射精する癖がついているため、過敏に陰茎が反応してしまいます。かといって、強く握りすぎると勃起障害や膣内射精障害となってしまうので、マスターべーションの際は、適度な力で行なうようにしましょう。
射精までの時間を短くしている
生産性の少ない行為だからと、射精を手短に済ませる方がいらっしゃいます。ただ、これを日常的に繰り返すと、脳が射精するまでの反応を短くするという癖をつけてしまいます。そのため、実際に性行為へ及ぼうとすると、射精のコントロールが難しくなるでしょう。
早漏とは?
早漏は「Premature Ejaculation」を略してPEとも呼ばれる「射精障害」の一種です。主に、自分やパートナーが期待している時間よりも早く射精が起こってしまう状態を指しています。男性にとって早漏は、EDなどと同様に深刻な悩みであり、誰にも言えない悩みであるため、1人でお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そもそも射精とは?
射精は、性液を男性器から体外へ放出する現象です。精巣で作られた精子がカウパー液などと混ざり合い、前立腺をはじめとする平滑筋群が収縮すると尿道から放出されます。陰茎への物理的な刺激や性的興奮によって起こる現象ですが、射精に勃起は必ずしも必要ではありません。
<男性器についての詳しいコラム>
男性器とは?その構造や役割と悩みの改善方法について
早漏の定義
早漏には様々な定義がありますが、国際性機能学会(ISSM)が定める、先天性及び後天性の早漏の定義は以下の通りです。
1.膣挿入後、もしくは挿入前に1分以内に(ほぼ)常に射精してしまう。または、射精までの時間が臨床的に悩ましいほど短い(通常は3分以内)。
2.ほぼ全ての膣内への挿入で射精を遅らせることができない。
3.射精時間が短いことによるネガティブな影響がある。例えば、精神的なストレスや、性行為を避けるなど。
先天性および後天性 PE の ISSM の定義
こうした定義はありますが、あくまでも目安となっています。また、確定的な医療の定義もないため、本人が早いと感じていたり、不満やストレスがある場合はクリニックなど専門機関で相談するようにしましょう。
【早漏】日本人の3.5人に1人が悩む早漏の医学的な解決方法。
包茎であると早漏になりやすい?
包茎は、亀頭が包皮によって常に覆われているか、露出の少ない状態です。そのため、亀頭やその周辺部分が性交渉時の刺激に弱く、早漏になりやすいとされています。
また、包茎には、下記のような種類があります。
- 仮性包茎
- 真性包茎
- 嵌頓包茎
この中で、仮性包茎は勃起した時や手で剥いた時のみ亀頭が露出するので、物理的な刺激を敏感に感じやすいとされています。
真性包茎はそもそも亀頭が露出しないため、早漏か否か以前に清潔面での問題が生じる可能性があります。そして、嵌頓包茎は亀頭が露出すると締め付けによる痛みを感じるため、そもそも性交渉を続けることが難しい場合もあるでしょう。
早漏の種類
早漏は、大きく分けて「発生時期」と「原因」によって分類されます。ここでは大まかに早漏の分類についてお話しいたします。
早漏の発生時期の違いからくる分類
早漏には、発生時期の違いにより「原発性早漏」と「続発性早漏」に分類できます。
原発性早漏は、性経験初期から早漏が発生し、生涯に渡って早漏が続くタイプです。
一方、続発性早漏は、性経験後は射精の問題に悩まされていないのに、後から突然もしくは徐々に早漏になっていくタイプになります。
早漏の原因からくる分類
早漏には以下のような原因があります。
- 過敏性:物理的な刺激に男性器が弱い状態
- 心因性:精神的な不安から脳の働きが弱くなった状態
- 衰弱性:加齢が原因で射精するコントロールが弱い状態
これらの原因が組み合わさることもあり、改善するためには専門機関で早めの相談が重要です。早めの治療で原因を特定できないと早漏が悪化していく可能性もあるので、気になったら相談へいくようにしましょう。
早漏が悪化することで起こるリスク
早漏を放置し、悪化すると以下のようなリスクが考えられます。
- 早漏の原因の複雑化
- ED(勃起障害)併発の恐れ
- 男性不妊症
もともと勃起や射精は繊細なメカニズムで動いているので、男性器は精神的な影響を受けやすい器官です。1つの原因が上記のようなリスクを高める可能性があります。
早漏の原因の複雑化
早漏の原因でも触れましたが、複雑になってしまう可能性があります。きっかけは1つでも時間が経てば経つほど、原因となる要素は増えていくものです。そのため、早漏が悪化すると改善には時間を要してしまいます。
ED(勃起障害)併発の恐れ
早く射精してしまうストレスから心因性EDを併発する恐れがあります。早漏もEDも精神的な影響で起こりやすい病状です。EDから早漏の併発もその逆もありえるので、併発してしまった場合は両方の原因を明らかにしていくことが、早漏改善への近道と言えるでしょう。
<ED (勃起障害)の詳しいコラム>
ED(勃起不全・勃起障害)とは?原因と改善策やセルフケアについて
男性不妊症
早漏で男性不妊症というのは稀ではありますが、膣外で射精してしまうような極度の早漏は治療しないと妊活が難しくなる場合があります。
まとめ
日本人の3.5人に1人は悩んでいるという、早漏を改善する治療や方法について解説してきました。
こうした下半身のお悩みを打ち明けることは大変勇気のいることだと思います。ですが、打ち明けることで改善までのスピードが早くなったり、正しい改善方法が見つかる可能性も高まります。勇気のいることですが、ぜひその1歩をヴェアリークリニックで踏み出してみませんか?無料カウンセリングにて、お悩みを聞き、適切なアドバイスをさせていただきます。