女性器のびらびら(小陰唇)肥大化と黒ずみの改善

2023.01.30

  • 女性器形成

この記事を読んでいるあなたは

  • びらびら(小陰唇)って何?
  • びらびら(小陰唇)が大きかったり、黒ずむのはなぜ?
  • びらびら(小陰唇)を綺麗にしたい

上記のように考えているかもしれません。

びらびら(小陰唇)とは?

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びらびらは、小陰唇といい女性器の一部を形成する、弾力性と伸縮性に富んだ一対の薄いひだ状の皮膚です。尿道口や膣口を保護し、感染症や乾燥などから守る役割があり、摩擦や炎症によって、傷つきやすかったり、伸びたりしやすい敏感な部位でもあります。また、個人差があるため、色味はもちろん、厚さや大きさが何センチが正常であるかなどの基準はありません

びらびら(小陰唇)が肥大化や黒ずみの原因

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幼少期の頃は目立たない小陰唇ですが、思春期以降に女性ホルモンの影響を受け、膨らみ始め、色素沈着もしていきます。前述の通り、小陰唇には正常な大きさや形といった基準はありませんが、大きくなりやすかったり、黒ずみやすくなる原因はあります。ここでは、小陰唇の肥大化や黒ずみの原因を紹介します。

肥大化の原因

  • 遺伝
  • 加齢
  • 妊娠・出産

先天的な要因としては、遺伝が関わっているとされ、後天的な要因としては、加齢や妊娠・出産が要因とされています。加齢では大陰唇のハリが減り、小陰唇が目立つようになったり、産後大きくなった小陰唇が戻らない方もいらっしゃいます。出産では、通常では生じない伸縮があるために、小陰唇が大きく引き伸ばされ、出産を重ねるごとに大きくなることもあります

黒ずみの原因

  • 摩擦
  • 炎症
  • 女性ホルモン

上記が小陰唇や女性器の黒ずむ原因です。
女性器はもともと黒ずみやすい部位ですが、下着の締め付け、トイレットペーパーで強く拭くことや洗いすぎだったり、肌に合わない下着や生理用品などの使用を続けることで、黒ずみが悪化しやすくなります。
また、女性ホルモンはメラニンを増加する要因とされているので、増加しやすいタイミングである妊娠・出産で黒ずみやすくなり、産後や閉経後は黒ずみが緩和されたり、ピンクに戻る方もいらっしゃいます

びらびら(小陰唇)のトラブル・お悩み

コラム23-3

肥大化や黒ずみによるトラブル・お悩みをは少なくはありません。

びらびら(小陰唇)の大きさ・形

小陰唇の肥大で、

  • 自転車のサドルで擦れる
  • タイトな下着などで擦れる
  • 性交渉中に巻き込まれる

上記のようなことで痛みを感じたり、違和感を感じたりします。加えて、小陰唇の大きさや左右差でコンプレックスを抱えている方は少なくはありません。人と比較が難しい部位だけに、話ずらかったり、人に聞けるものでもないので、1人で悩みを抱えて苦しんでいる方もいるでしょう。特にパートナーにどう思われるか不安で、関係性に消極的になってしまう方もいらっしゃいます
また、自身が将来介護される際に恥ずかしい思いをするのではないかと相談しに来院される方もいます

びらびら(小陰唇)の衛生面

大陰唇と小陰唇のヒダの内側は、もともと尿やおりものなど体からの分泌物である恥垢が発生しやすいため、雑菌が繁殖し、臭いやかゆみの原因にもなりやすい場所です
そのため小陰唇が肥大していると、

  • 排尿がしづらい
  • 尿の拭き残し
  • 入浴時、洗いにくい

ことから恥垢がより溜まりやすい環境になり、衛生的にも問題を抱えやすくもなります。また、不衛生な状態が続くと感染症や皮膚疾患により炎症が生じ、小陰唇が肥大する悪循環が起こります

びらびら(小陰唇)の色

こちらについては経験人数が多いせいだとお聞きなった方もいるでしょうが、それは違います
実は、デリケートゾーンは他の部位と比較すると、皮膚は薄くてメラニン細胞が色素沈着の原因となるメラニンを生成しやすいものです。合わせて、小陰唇は下着や生理用品に擦れたり、女性ホルモンの影響があったり、ストレスなどで色素沈着による黒ずみが起こりやすくなっています
よって小陰唇が肥大していると、外部からの刺激が増えてしまうため、黒ずみが強く出やすくなるのであって、経験人数が多いから黒くなるわけではないのです

びらびら(小陰唇)の整形・切除!小陰唇縮小手術

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簡単に言ってしまうと、びらびら(小陰唇)を切除するのが小陰唇縮小手術です
ですが、過剰に切ってしまうと細菌や雑菌から膣を守る役割を果たせず、膣炎の原因になったり、縫合が荒いと帆立貝のようにデコボコしてしまいます。シンプルですが、確かな経験と技術が要求される施術です

小陰唇縮小手術の流れ

①カウンセリング・診察
当クリニックではプライバシーに配慮して、完全予約制・完全個室で患者様をご案内いたしますのでご安心ください。診察の際は、お悩みや施術の仕上がりの希望などをお聞きし、施術のご提案をさせていただきます。
②お支払い
当クリニックでは、事前のお支払いをお願いしております。
現金、クレジットカードの他、医療ローンを活用して、毎月ご負担なくお支払いいただくことも可能です。
③施術
施術直前に完成形をデザインし、皮膚用のペンで切除するラインを描きます。その後、局所麻酔を行い、デザインしたラインに沿ってメスで小陰唇を切り取り、専用の細い糸で縫合したら手術終了です。
④アフターケア
抜糸なしの場合は施術後の定期的な通院は必要ありません。抜糸ありの場合は、1週間後を目安に抜糸の予約をお取りさせていただきます。そのほか、不安なことがございましたら、LINEやお電話にてお気軽にご相談ください。

施術費用

費用
片側 ¥ 170,000 (税込)
片側抜糸なし ¥ 220,000 (税込)
両側 ¥ 300,000 (税込)
両側抜糸なし ¥ 380,000 (税込)
小陰唇縮小手術+副皮切除 合計金額から5%OFF
小陰唇縮小手術+陰核包茎手術 合計金額から5%OFF
小陰唇縮小手術+副皮切除+陰核包茎手術 合計金額から10%OFF

ヴェアリークリニックの症例

ヴェアリークリニックでは、小陰唇縮小手術の症例を写真にて紹介しています。下記ページよりご覧いただけますので、検討されている方は良ければご覧ください。

症例はこちらから

まとめ

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びらびら(小陰唇)のお悩みはおかしなことではありません。日常生活で不便さを感じていたり、不安から辛い気持ちを募らせていらっしゃる方は、ぜひヴェアリークリニックへ相談にいらしてください。快適な日常生活を送れるよう、不安を少しでも減らせるよう、患者様に合わせた施術のご提案をいたします

この記事を監修した医師

ヴェアリークリニック院長

井上 裕章

医師プロフィール

東大医学部卒業後、外科専門研修を修了し、外科専門医を取得。その後、性器・生殖器官や大腸肛門を含む骨盤臓器、および下肢の疾患を専門に外科診療にあたっているうちに、下半身の美容的な悩みを抱える患者さんの相談を多く受けるようになる。しかし、下半身美容を専門的かつ総合的に診療している美容医療機関は存在せず、それぞれの分野に分かれて別個に診療されていることを知る。それでは、最善の治療が提供できないと考え、各分野の美容系クリニックでの修練を重ねたのちに、自らの骨盤臓器と下肢に対する外科治療の経験および知識を生かして、下半身に関する総合的かつ専門的な美容医療を提供するため、veary clinic を開設した。