自分の「しまり」を数字で知ろう!膣圧測定について
2022.03.02
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女性器形成
この記事を読んでいるあなたは
- そもそも本当にゆるいのか分からない
- 自分の膣圧を数字で知りたい
- 膣内に空気や水が入りやすくなったかもしれない
上記のように考えているかもしれません。
この記事ではそんなあなたに「自分の「しまり」を数字で知ろう!膣圧測定について」をお伝えしていきます。
膣圧と膣にまつわるお悩み
膣圧という言葉を聞いたことはありますか?膣圧とは、膣内にかかる圧力のことで、俗にいう膣の「しまり」のことを言います。
多くの女性が抱える膣のゆるみのお悩み
膣のゆるみに悩む女性は多く、
「そもそも本当にゆるいのか」
「もしゆるいのならば自分はどのくらいゆるいのだろうか」
という未知ゆえの不安やお悩みをお持ちの方が非常に多い印象です。
そして、膣の「しまり」は、なんとなく「ゆるい」とか「きつい」というようなふわっとした言葉や判定基準しかないと思われがちです。上記のような不安やお悩みを抱えても曖昧な言葉に振り回され、具体的な解決方が分からないままの方がほとんどではないでしょうか?
【膣圧測定】女性器の緩みを数値化できる!膣圧の測り方を名器の名医に教わりました。
膣圧を決定する要素
専用の医療機器で膣圧を測定し、仮に少しゆるい可能性があると分かった場合、原因の分析が必要になります。
とその前に、そもそも膣圧とはどのようにして決まってくるかご存じでしょうか?
膣圧を決定する要素にはいくつかありますが、大きく分けるならば
- そもそもの構造や形状によるもの
- 骨盤底筋の強さ
の2つになります。順番に説明していきます。
そもそもの構造や形状によるもの
そもそもの構造や形状によるものとは、人の生まれもった解剖学的構造によるものということになります。非常にシンプルに言うと、「その人本来の内腔の広さによる」、ということです。
つまり、内腔がもともと狭ければ膣圧は高くなりますし、内腔が広ければ膣圧は低くなります。
骨盤底筋の強さ
一方、骨盤底筋とは、膣を周りから締め付ける作用を持った筋肉です。この強さが強ければ膣圧は高くなり、この筋肉が弱ってくると膣圧は低くなります。
膣圧が低下する主な原因
膣圧が低い方は、前述のどちらかが原因の場合もありますし、両方が原因の場合もあります。ここでは具体的な膣圧を下げる原因を簡単に紹介します。
骨盤底筋が弱い
骨盤底筋が弱まっていると膣を締める力が少ないため、物理的に締めることが難しくなります。
妊娠・出産
妊娠や出産では、胎児の重みや出産時のダメージで骨盤底筋の回復までは弱まる場合があり、回復が難しい方もいらっしゃいます。
加齢
体の筋肉が加齢で弱まるように、骨盤底筋も例外ではありません。
運動不足・悪い姿勢
骨盤底筋も筋肉です。運動不足や悪い姿勢の時間が長くなると衰えやすくなります。
頻尿・便秘によるいきみ
いきみの多さは骨盤底筋に負担がかかる要因となりますので、排尿時はリラックスすることを、便秘になりにくい生活習慣を心掛けてください。
膣圧の測り方
膣圧を測る方法は、2通り存在します。
- 膣圧を指で測る
- 専用の医療機器で測る
ここでは測る方法に加えて、「専用の医療機器で測る」ことのメリットも紹介します。
膣圧を指で測る
膣圧を自分の指で測ることも可能です。こちらは家でもできるのですが、この方法は個人の感じ方による自己評価というところが大きく、客観性がないため、正確ではありません。
専用の医療機器で測る
機械だから測定時に痛みはないか?衛生面は大丈夫か?など不安に思う方もいらっしゃると思いますが、安心してください。通常では痛みがありませんし、当院は機材も滅菌処理、管理しております。
またヴェアリークリニックでは、膣圧を測定して数値をお伝えするだけでなく、原因分析や改善方法までお伝えすることが可能です。
膣圧が正確であることの重要性やメリット
前述のように指で測るよりも正確であることのメリットをここでは紹介します。
数値化することでより正確に知ることができる
専用の医療機器を用いることで、実は身長や体重と同じように数値ではっきりと膣圧を表すことができます。例えば、自分は糖尿病かもしれない、と思ったら病院に行って医師に相談したり、血糖値を測定したりしますよね?膣圧も、それと全く同じことなのです。
目に見える形で改善できる
ダイエットされる際、自身の体重やサイズを測ってからトレーニングするように、数字化すると目に見える形で改善が可能です。膣圧を正確に知ることが、みなさんのお悩み改善のための第一歩となります。
自分の体についてより詳しくなろう
- 自分の膣圧を数字で知りたい
- パートナーが満足していない気がする
- 尿漏れが気になる
- 膣内に空気や水が入りやすい気がする
こういったお悩みをお持ちの方は、まずは一度ご自分の膣圧を知るところから始めてみませんか?
測定自体は非常に簡便で、1分もあれば可能ですので、お気軽にご相談ください。