陰部にできたほくろは切除できる?切除方法や費用について解説
2024.02.21
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フェムテック
この記事を読んでいるあなたは
- 隠部にできたほくろが気になる
- 隠部にできたほくろは切除できる?
- ほくろは病気になる?
上記のように考えているかもしれません。
陰部のほくろも切除できる?
適応であれば、陰部にできたほくろの切除が可能です。
ヴェアリークリニックでも陰部、具体的には男性器や女性器自体や、その周りにできたほくろが気になると相談をいただきます。デリケートな部分にできたほくろであるからこそ、皮膚科では相談しにくいと悩まれているようです。下半身美容専門クリニックとして、完全予約制、完全個室でのご案内とカウンセリングを行っていますので、安心して無料カウンセリングへいらしてください。
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陰部にできたほくろの切除方法
ここでは、ヴェアリークリニックで可能なほくろの切除方法について解説します。
切除法
切除法とは、メスによる切除でほくろを除去する手法です。ほくろ周辺の組織も一緒に取り除いてから縫合するため、黒子の直径に対して2〜3倍程度切っていくことになります。大前提として根元まで取り除くので、大きめのほくろや深めのほくろも1回でしっかり除去できます。
顔など、皮膚の細かい皺が少ない場所では向きませんが、デリケートゾーンなどでは、もともとある皮膚のシワに沿って切っていくことができます。部位によっては、CO2レーザーメスでくり抜くよりもむしろ綺麗に仕上がるため、こちらの方法をおすすめすることも多いです。
治療時間 | 1個につき5〜10分程度 |
麻酔 | 局部麻酔 |
ダウンタイム | シャワーで濡らすのは翌日、入浴は2日後。 サウナ、運動、メイクは1週間後。 |
リスク・副作用 | 出血、感染、ホクロの再発、 色素沈着などがあります。 |
費用 | ¥55,000(税込) + ¥11,000(税込)/個 |
ヴェアリークリニックでは局所麻酔を行い、その後、イボやほくろにレーザーを照射して削り取っていきます。メスで切除する場合は、局所麻酔後に切除、抜糸の必要のない糸で縫合したら手術は終了です。抜糸の必要がないため、通院の必要はありません。
CO2レーザー
CO2レーザーとは、炭酸ガスレーザーとも呼ばれるレーザーの一種です。このレーザーが皮膚に照射されると、その光のエネルギーが皮膚内の水分子に吸収されます。その後、急速に照射された部位の組織を削る(蒸散させる)作用があります。
また、この治療では、削る作用と同時に熱凝固作用で周囲の血管が固まり、出血がほとんどありません。加えてCO2レーザーは対象の部位へ非常に精密に照射できるので、周辺の正常な組織を傷つける心配も少ないとされています。
このため、メスによる切除に比べても傷が少なくほくろの除去が行え、比較的回復の早い治療方法です。ただし、場所によっては後述するテープの貼り替えなど傷のアフターケアが難しく、色素沈着を起こしてしまうリスクが高くなるため、おすすめできない場合があります。
治療時間 | 1個につき5〜10分程度 |
麻酔 | 局部麻酔 |
ダウンタイム | シャワー・入浴やサウナ・運動の 制限はありません。 ただし、シャワー・入浴するときには、 10日程度保護テープを 貼ったままでお願いします。 |
リスク・副作用 | 出血、感染、ホクロの再発、 色素沈着などがあります。 |
費用 | ¥55,000(税込) + ¥5,500(税込)/個 |
ヴェアリークリニックでは局所麻酔を行った後、ほくろにCO2レーザーを照射して少しずつ削り取っていきます。保護のために1ヶ月程度、毎日軟膏とテープの貼り替えが必要です。
陰部のほくろ切除に必要な費用
陰部のほくろは個数によって、費用は左右されますが、ヴェアリークリニックでは以下のようにご案内しております。
施術料金 | ¥55,000(税込) |
切開法 | ¥11,000(税込)/個 |
CO2レーザー | ¥5,500(税込)/個 |
医学的にほくろとは?
いわゆる「ほくろ」は、医学的に「色素性母斑(しきそせいぼはん)」あるいは「母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうせいぼはん)」と呼ばれています。
皮膚には、メラノサイトというメラニン色素を作り出す細胞があります。通常、広く分布していますが、1ヶ所に黒くかたまって増殖することがあります。良性の腫瘍です。通常、色が褐色〜黒色で、見た目は平らなものや盛り上がって隆起しているものが一般的です。
ほくろができたら疑う病気
ほくろの大きさはさまざまですが、大体は直径6㎜以下であることがほとんどです。
よって、
- 6㎜以上
- 急に大きくなった
- 形が歪んでいる
- 出血がある
などが見られた時は、以下のような病気が疑われます。
悪性黒色腫(メラノーマ)
悪性黒色腫(メラノーマ)は、メラノサイト(メラニンを生成する細胞)やほくろの細胞ががん化したものです。皮膚だけでなく、粘膜、眼、中枢神経にもメラノサイトはあるので、そこに悪性黒色腫(メラノーマ)を生じる可能性があります。この病気は、進行してしまうと移転がしやすく、非常に厄介な腫瘍です。
基底細胞がん
基底細胞がんは、毛を包む組織である毛嚢から発生するとされている皮膚がんの一種です。体の表面であればどこにでもできますが、顔に多く生じます。また、転移することは稀ですが、切除できないと無制限に生じてしまうので、外科的治療を早く進める必要があります。
脂漏性角化症(老人性イボ)
脂漏性角化症は、老人性イボとも呼ばれる良性腫瘍です。主に40代以降に発症することが多いとされています。ですが、日光に当たる機会やアウトドア・レジャーを好む方だと早い年齢で発症することもあります。
上記病気と違い、発症しても除去の必要はありません。ただし、服が擦れて不快など日常生活で不便を感じる場合には除去を検討してもよいでしょう。
軟性線維腫
軟性線維腫は、首やワキ、鼠径部など柔らかく摩擦の多い場所にできやすい良性の皮膚腫瘍です。他の人に感染したり、悪いものではありませんが、下着などに擦れたり、捻れたりして出血することがあります。
ほくろは自分で除去できる?
ほくろを自分で除去するのはおすすめしません。除去クリームやもぐさ、ハサミやカッターなどを使用して自分で除去しようとされる方もいますが、それにはさまざまなリスクがあります。
- 病気が転移する
- 化学やけどが起こる
- 肌の凹みが治らない
- 傷跡が残る
- 感染症が起きる
- ほくろが取りきれない
ほくろは皮膚の表面だけに見えて、毛細血管が走っている真皮部分の深いところまで存在していることもあります。除去できたとしても再発する可能性が高かったり、疾患であったときに病気が悪化することも考えられます。このように自分での除去はリスクが高く、非常に危険です。医療機関で診察、適切な対応が望ましいでしょう。
ほくろ除去後の注意点
ほくろ除去の施術後は、
- 保護テープや塗り薬で傷跡を守る
- 紫外線対策をしっかり行う
- かさぶたをはがさない
- 摩擦や刺激を加えない
といったことに注意が必要です。
ていねいなアフターケアを心がけることで色素沈着が軽減し、ほくろ除去の跡が早めに再生されます。当院では、陰部のほくろ除去の相談を頂戴しますが、VIOの医療脱毛をされる際は半年は期間をおいていただくなどの指導も行います。ダウンタイムではしっかりと理解して臨みましょう。
まとめ
陰部のほくろは、良性であれば切除する必要はありません。ただ、見た目も気になるという方がいらっしゃるというのも事実です。ヴェアリークリニックでは下半身美容専門クリニックとして、相談にいらっしゃる患者さんに向き合い、適した施術を提供しています。通常の皮膚科などで相談しにくいこともぜひご相談ください。無料カウンセリングも行っています。